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お風呂のピンク汚れの原因と対策!!おススメの掃除法、予防法は??

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お風呂や洗面台、トイレなどの水回りに発生するピンク汚れ。

いつのまにかピンク汚れが発生していた!
ということも多いと思います。
なんだか気持ち悪いですよね?

実はこのピンク汚れの原因はカビではなく、酵母や細菌のせいなんです!

正体を知ることでどういう対策をすればいいのか、知ることができます。

ピンク汚れは放置すると取れなくなり、その上からカビが生えてきて来たりするので、放置することだけはやめましょう!

ぺぱそむ

気を抜くとピンクになってるよね~

水回りのピンク汚れの原因は『ロドトルラ』と『メチロバクテリウム』

ピンク汚れの原因は『ロドトルラ』という酵母と『メチロバクテリウム』という細菌です。
こいつらが増殖するとピンクに見えてきます!


めんどうなのでまとめて『ピンク菌』と呼ぶことにします。

ピンク菌は増殖スピードが速い!

我々を悩ませるピンク菌たちですが、実は増殖スピードが速いです。

論文によると28℃で3日ほどで、ピンク色が見えるそうです。

そのため、気づいた時にはピンク汚れが発生しています。


水や汚れが残りやすい場所はピンク菌が増殖しやすい。



ピンク菌の増殖に必要なのは水分と栄養

ピンク菌は微生物ですので、増殖するのに必ず水分と栄養が必要になります。

ピンク汚れがどこに発生していたか思い出してほしいのですが、
お風呂場の水はけが悪い場所や棚に置いたシャンプーボトルの裏だと思います。
こういった水はけが悪い場所はピンク菌が増殖しやすいです。

ピンク菌は皮脂やタンパク質を栄養として増殖します。
微生物ですので少しでもあれば増殖することができます。



ピンク汚れを除去し、増やさない掃除方法

ピンク菌はどこにでもいる菌です。
ですので、こまめに掃除をして増やさないことが一番おススメです。

①洗剤をつけてスポンジでこする

目に見えているピンク汚れは風呂用洗剤をつけてスポンジでこすりましょう
ピンク菌達は汚れを餌としているので、そこには汚れが残っています。
洗剤をつけてこすることでタンパク質や皮脂が除くこともできます。

こすったスポンジはピンク菌が付着しています。
入念に洗い、水気をとるようにしましょう。
できれば、後にも書いていますが定期的に殺菌するか交換しましょう。

②ハイター、カビキラー、重曹を使用する

ピンク菌達は塩素系アルカリ洗剤に弱いという性質があります。
そのため、よくピンク菌が増殖してくるところはカビキラーなどの塩素系アルカリ洗剤に5分間漬けるなどして殺菌しましょう。
そうすることで、その場所のピンク菌は完全に除去できます。
また、こすらなくても落とすことができるので、気持ち悪くて触りたくない場合は塩素系アルカリ洗剤はおススメです。
また、アルカリ洗剤はタンパク質や皮脂の除去にも非常に有効です。

ちなみに私は定期的に塩素系アルカリ洗剤で浴室を掃除するようにしています。

※使用する場合は、よく換気をしながら使用してください!

カビキラーがこすらなくても効きます!

③スポンジは定期的に殺菌or交換する

ピンク菌はスポンジやブラシなどにも生息します。
汚いまま使用するとピンク菌を拡げてしまう可能性があります。

そのため、定期的にスポンジやブラシを塩素系アルカリ洗剤に漬けて殺菌するなどすべきです。
もしくは交換することをおススメします。

おまけ:熱湯、クエン酸は効く?

ピンク菌には熱湯やクエン酸は効くのでしょうか。

熱湯に関しては、
効く場合はありますが、60℃以上の熱湯で温度をキープしないと恐らく菌が死にません。
多少効果があるかもですが、やけどする可能性もあるのであまりおススメではありません。

クエン酸に関しては、
こちらも効くと思いますが、酸よりもアルカリの方が効きます。
ただクエン酸はアルカリ汚れをとることができるので、汚れの除去に関しては有効です。


水回りのピンク汚れを予防する方法

ピンク汚れの原因となるピンク菌達は増殖するのも速くこまめに掃除が必要になりますが、できれば回数は減らしたいです。
そのためにはどうしたらいいかをご紹介いたします。

①水気を残さないようにする

ピンク菌は水分があるところで増殖します。
例えば、シャンプーボトルの底、バスチェア、タイルの目地などです。
こういったところに水分を残さないようにする工夫が必要です。

我が家ではシャンプーボトルは宙に浮かせて保管し、水を切るようにしています。
同様にバスチェアも浮かせています。
できれば、面倒ですが湿気の多い浴槽の外で保管するのもおススメです。

目地に関しては、スクレーパーなどを使って水をきることができますが、
少し面倒なので、換気をして水をきることがおススメです。

ボトルはバーにかけて浮かせています。
バスチェアーはバスタブにかけて浮かせています。

②換気をする

お風呂に入った後は、湿気を追い出すために、窓を開ける、換気扇を付けるなどして、必ず換気をしましょう。
できれば、24時間換気扇を回しっぱなしにしておくことをおススメします。

③使ったらなるべく早く掃除する

お風呂に入った後は必ずシャワーで床や壁、シャンプーボトルやバスチェアを洗い流しておきましょう
そうすることで、餌となる汚れを流せますし、付着を防ぐこともできます。

できれば、お風呂に入った後すぐに掃除をしておくとベストだと思います。

まとめ

ピンク汚れの原因はピンク菌です。

菌は水分と栄養が好みです。

菌が嫌う環境を作ることがピンク汚れを防ぐコツです。